買った本を読まないで、本棚に置いていませんか?
「積読本が棚に何冊もある」「読んでない本が増えるので困る」「積読がやめられない」など。
せっかく買ったのに、読まない本が多いことで悩んでいるあなたに、なぜ積読になるのか、どうしたら積読しなくなるのかをお話していきます。
積読本は、なくしたいね。
「積読」とは?
「積読」とは、次のような状態のことだそうです。
“積読、積ん読(つんどく)は、入手した書籍を読むことなく自宅で積んだままにしている状態を意味する言葉である。
Wikipedia「積読」より一部抜粋
書店や電子書籍で本を買ったのに、読まずに保管している状態を「積読」と言います。
本はインテリアにするのではありません。
読むためのものです。
本はインテリアではありません。
読もうと決意して買った本が、どうして積読になってしまうのでしょう。
積読して読まないのはなぜ?
なぜ、本が積読になるのでしょう。
次のような原因が、思い当たりませんか。
- とりあえず買った
- 本を読む時間がない
- 難しい本・読まないジャンルの本を買った
- 読書にメリットを感じない
- 本の管理ができない
本の積読をやめるには、これらと反対のことをすれば解決できますね。
積読の解消方法とは?
積読になる原因がわかれば、解決方法は見えてきます。
- 読む本だけを買う
- 本を読む時間を確保する
- 読みやすい本・興味があるジャンルの本を買う
- 読書にメリットを感じる
- 本を管理する
ことで、積読本を減らすことができるはずです。
シンプルな解決方法だね。
心がけ次第で積読本はなくせるよ。
では、積読の解消方法を説明していきますね。
積読の解消方法① 読む本だけを買う
店先で衝動的に「かわいい!」「おしゃれだなあ」と感じて買った洋服を、着ないままでタンスの肥やしにした経験はありませんか。
本も同じことが言えます。
書店で衝動的に「おもしろそう!」と感じて買った本を少しだけ読んで、積読になることは意外と多いです。
解決方法は、ただ一つ
絶対に読む本だけを買う
ことです。
「読むかもしれない」本を買うのはやめましょう。
「絶対に読む」と心が決まってから買うようにしてください。
「読むかもしれない」から「絶対に読む」と心が変化した時が、本の買い時です。
勢いにまかせて、買うのはやめましょう。
積読の解消方法② 本を読む時間を確保する
読書のための時間がない方は、多いのではないでしょうか。
大人になると、仕事や家事・育児に追われて、まとまった時間がなくなりますね。
しかし、読書は、まとまった時間がなくてもできます。
まずは、
1日15分を読書時間にする
ようにしてください。
読書のために、まとまった時間を確保することはありません。
1日15分から20分あれば、十分です。
私の読書時間は、1日20分くらいです。
毎日15分でも、1週間で1時間45分、1ヶ月で7時間にもなります。
7時間あれば、1冊を読み終えることができるかもしれません。
読書を毎日少しずつ続けるコツは、少しの時間でも、本を読む時間にすることです。
「1日15分」読書をすることから、はじめてください。
平日では、
- 朝起きてすぐ
- 通勤・通学時間(行き・帰り)
- 昼休みもしくは家事終了後
- 食後の休憩中
- 寝る前
は、読書をしやすい時間です。
しかし、
- これ以上早くに起きられない
- 通勤・通学時間は座席に座って睡眠時間
- 昼休みは、同僚とおしゃべりタイム
- 夕食後は、家族とくつろぐ
- 夜はできるだけ早く寝たい
などの事情があるなら、無理に読書をする必要はありません。
無理のない範囲で時間を作ってください。
平日が無理なら、休日の30分でもかまいません。
「時間管理マトリクス」で、無駄な時間の洗い出しをするのもおすすめです。
本を広げる時間がない方には、「聴く読書」があります。
1日15分なら、時間を作ることができそう。
それも無理なら、いつか読書時間を作ろう。
連日の残業や家事・育児や介護に追われて、どうしても時間が作れない方は、ゆっくりすることを最優先してください。
将来少し余裕ができた時に、本を読む時間を作るようにしましょう。
積読の解消方法③ 読みやすい本・興味があるジャンルの本を買う
子供の頃に課題本を読まされ、読書感想文を書いたトラウマで、読書が嫌いな方は多いのではないでしょうか。
感想文がトラウマで読書嫌いになる方は多いのではないでしょうか。私も苦手でした。
トラウマを抱えたまま大人になり、難しい本を読まなくてはいけないと思い込んだまま、興味がない本を買って積読本に・・・。
これは悲しいことです。
もう大人です。
どんな本を読んでも構いません。
難しい本や、自分にあわない本を買う必要は全くありません。
読みやすそうな本や、興味があるジャンルの本を選びましょう。
最適な1冊を見つけられるのは、あなただけです。
他の誰にも見つけることはできません。
読みやすい本を買うようにしてください。
買うべき本を決めにくいなら、最初は書店へ行きましょう。
書店でなくても選べるなら、いつもの通販で買うものアリです。
ポイントがつきますし。
読みやすい本は、自分しか見つけることができないね。
読みづらい本を買う必要はないよ。
積読の解消方法④ 読書にメリットを感じる
読書にメリットは多い、とよく言われていますね。
「文章力・語彙力・想像力・表現力」などが身につくと言われています。
これだけではありません。
読書には、リラックス効果があると言われています。
読書と音楽で、ダブルのリラックス効果があります。
文章力や語彙力などと言われるとしんどいですが、リラックス効果と言われると、楽に本を読むことができそうですね。
読書ノートをつけて、考えたことや覚えたこと、感じたことを記録すると、目に見える読書効果を実感できます。
メリットが実感できると、読書をしたいと思えるようになりますね。
積読の解消方法⑤ 本を管理する
すでに積読になっている本はありませんか。
買った本は管理しましょう。
電子書籍で読む方は、本が目に見えないので、積読本の存在すら忘れてしまうかもしれません。
「ブクログ」は、Web上に作った自分の本棚で「積読」の管理ができます。
Amazon Kindleを使っている方は、本の整理がおすすめです。
整理しながら、積読本を把握できます。
いつの間にか積読にしてしまうのは、絶対に避けましょう。
買ってから何年も放置した本を読むことは、まずありません。
では、すでに積読になっている本は、どうしたらよいのでしょう。
持っている積読本はどうする?
本をよく読む人こそ、積読本を持つリスクがあるかもしれません。
買う機会が多いですからね。
- 読み始めたら、思っていたものと違った
- 難しくて読めない
- おもしろくない
など。
説明するまでもないのですが、持っている積読本は、
- 読む
- 捨てる
- あげる
- 売る
方法があります。
「自分が読まないなら、あげるか売る」ようにして、本の復活への道筋を作ってあげたいものです。
まとめ
- とりあえず買った
- 本を読む時間がない
- 難しい本・読まないジャンルの本を買った
- 読書にメリットを感じない
- 本の管理ができない
- 読む本だけを買う
- 本を読む時間を確保する
- 読みやすい本・興味があるジャンルの本を買う
- 読書にメリットを感じる
- 本を管理する
本を買う時は、「読もう」と決意して買っているはずです。
それなのに、読まずに積読になってしまうのは、何か理由があります。
原因がわかったら、解決方法が見えてきます。
原因と反対のことをすればいいね。
積読本で悩むことはないよ。
買った本を読まないのは、もったいない!