本屋に行くと、わくわくしますよね。
欲しい本や見たいジャンルの本だけでなく、ベストセラーや話題の本がわかるので、買わなくても楽しい場所です。
普段行かない方には、ハードルが高い場所かもしれません。
お店の数が減っているので、近くにない方もいらっしゃるでしょう。
でも本を買うなら、ネットでなく、リアル書店で探したい!方も多いはず。
本は、実際に見て買うのがいちばんです。
そこで本屋は、どんな売り場があるのかをお伝えします。
本屋で買うなら、いろんなジャンルの本を見つつ、読みたい1冊を決めるのが、おすすめの方法です。
本屋さん巡りをして、とっておきの1冊を買うのもよいですね。
目で見て選ぶのがいちばん!
売り場は、必ずしも今から説明する通りではありません。参考程度にお読み下さい。
大型書店は検索機がある!
大型書店は、検索機が置いてあるお店が多いです。
買う本のタイトルや著者が決まっているなら、検索機で探しましょう。
本のジャンルや本棚の番号が検索されます。
大型書店は検索機が置いてあるお店が多いです。タイトルや著者が決まっているなら、検索機で探せます。
検索機で探した本を買って終わり、でもよいですが、時間があるなら他の売り場を回りましょう。
また、ジャンルを先に決めて本屋へ行く方法でもよいですね。
くわしくは、下をご覧ください。
では、実際の売り場について説明していきますね。
ベストセラー・話題の本・新刊
お店に入ってすぐ、もしくは入口の目立つ場所は、ベストセラーや話題の本を置いてある書店が多いです。
売り上げランキングを設けている書店もあります。
特徴は、
- 単行本が多いが、文庫本やマンガの場合もある
- 単行本は高い
- 発表直後の文学賞受賞作がある
- 書店によって、売れている本が変わる
です。
ベストセラーや話題の本は、新刊(発売直後の本)が多いです。
平積みで表紙が見えるように販売されています。
新刊は、ほとんどが単行本です。
単行本は価格が高いです。
くわしくは、下をご覧ください。
新刊だけとは限りません。
ドラマや映画がヒット中の原作本が並ぶこともあります。
あの「逃げるは恥だが役に立つ」がドラマで大ヒットしていた頃は、書店の入口に原作漫画が山積みしてありました。
また、本屋大賞や芥川賞・直木賞の発表直後は、受賞作が話題の本として置かれていると思って間違いありません。
本屋大賞・芥川賞・直木賞については、下をご覧ください。
全国的に売れている本は、どこの書店でもベストセラーですが、書店の立地条件で、売れている本に違いがあります。
- ビジネス街の書店は、ビジネス書
- 住宅地の書店は、ドラマ・映画の原作本や児童文学書
- ターミナル駅近くの書店は、持ち運びしやすい文庫本
- 大学近くの書店は、学生が買う本
など、場所によって売れる本が変わります。
入ってすぐの目立つ場所にあるのは、売れている本や新しい本です。文学賞作品も、ここにあります。
ベストセラー本・話題の本・新刊の売り場は、入ってすぐの場所にあります。
ビジネス書・自己啓発本
ビジネス書・自己啓発本は、目につきやすい場所にある書店が多いです。
その理由は、どちらも売上アップにつながるジャンルだからです。
特徴は、
- 人気インフルエンサー・ユーチューバー、タレント著書が増えている
- ベストセラーが多め
- 単行本が多く、値段は高め
です。
最近のビジネス書は、人気インフルエンサーやユーチューバーの体験談や、芸能人のビジネス本など、非常にたくさんの本が出版されています。
有名人の本は、著者の顔写真が表紙の本が多く、平積みされています。
また最近は、自己啓発本がベストセラーになることが多いです。
不安定な世の中を生きる私達が、自分を見直すきっかけを探しているのかもしれません。
ほとんどが単行本で、値段は高めです。
ビジネス書・自己啓発本売り場は、売上が期待される本が多く、目立つ場所にあります。
ベストセラー売り場付近にある書店が多いです。
わからなければ、案内図で場所を確認してください。
文庫本
文庫本の売り場は、広いスペースの書店が多いです。
特徴は、
- 文庫本の大きさは、どれもほぼ同じ
- 文庫ごと・著者ごとに並んでいることが多い
- 表紙裏にあらすじがあるので、選びやすい
- 文庫本は安い
です。
文庫本を作っている会社は多いですが、本のサイズは、どこもほぼ同じです。
文庫(出版社)ごとに分けられ、さらに著者ごとに、「あいうえお順」に並んでいる書店が多いです。
文庫本売れ筋は、平積みされています。
単行本より小さいので、選びにくいかもしれません。
しかし、ほぼ全ての文庫本の表紙裏にあらすじが書かれています。
あらすじを読みながら選べます。
そして、文庫本は単行本より安いです。
くわしくは、下をご覧ください。
また、夏の文庫本フェアの開催中は、特設コーナーがあり、無料パンフレットがある書店が多いです。
無料パンフレットを見つけたら、ぜひゲットしてください。
くわしくは下をどうぞ。
終了しているので参考程度にお読みください。
文庫本は、出版社ごとに著者の「あいうえお順」に並んでいることが多いです。
文庫本は、新旧たくさんの本があり、書店の売り場面積が広いです。
わからなければ、案内図で場所を確認してください。
新書
新書の売り場は、文庫本売り場と同じか、少し狭いスペースの書店が多いです。
特徴は、
- あまり人がいない
- 新書は文庫本以上、単行本以下くらいの価格
です。
新書売り場は、先に紹介したベストセラーや文庫本売り場よりも、人が少なく奥まった場所にあります。
ベストセラーを見たい人は多いし、文庫本もよく売れるので、どちらも人が多い売り場です。
しかし、新書ベストセラーは、あまり聞いたことがありません。
そのせいか、売り場がひっそりしていることが多い気がします。
新書は、文庫本と単行本の間くらいの価格が多いです。
くわしくは、下をご覧ください。
新書売り場は、奥まった場所で、ひっそりしていることが多いです。
新書売り場は、奥まった場所にある書店が多いです。
わからなければ、案内図で場所を確認してください。
雑誌
雑誌売り場は入ってすぐの場所や、ベストセラー付近にある書店が多いです。
昔はいちばん人が多い売り場でしたが、最近はサブスクやSNS普及のせいか、かつてのにぎわいがなくなってしまいました。
特徴は、
- 表紙がひと目でわかるように平積み
- 大型店は、バックナンバーがある書店あり
です。
最新号を平積みして販売しています。
大型店は、バックナンバーが置かれている書店があります。
雑誌はジャンル別で販売しています。
雑誌売り場は、入ってすぐの目立つ場所か、ベストセラー付近にあります。
雑誌売り場は、目立つ場所にあり、わかりやすいです。
漫画・ノベルズ本
マンガやノベルズ本の売り場は、少し奥まった場所にある書店が多いです。
特徴は、
- マンガのサイズ・ノベルズ本のサイズは、ほぼ同じ
- 出版社ごと・ジャンルごとに並んでいる
- 価格は文庫本くらい
です。
マンガの大きさは、どこの出版社もほぼ同じです。
出版社ごとに分けられ、著者の「あいうえお順」か「ジャンル別」に並んでいることが多いです。
テレビ放送されている原作本や話題の本は、平積みされています。
ノベルズ本の大きさも、どこの出版社もほぼ同じです。
出版社ごとに分けられ、著者の「あいうえお順」か「ジャンル別」に並んでいることが多いです。
価格は、どちらも文庫本と同じくらいの本が多いです。
マンガやノベルズ本の売り場は、奥まった場所にある書店が多いです。
わからなければ、案内図で場所を確認してください。
資格・参考書
検定試験や国家資格の資格取得のための本や学習参考書は、少し奥まった場所にある書店が多いです。
これらの本は、小さい本屋よりも、大型書店へ行くのがおすすめです。
理由は、大きな本・分厚い本が多く、スペースが広い大型書店の方が、ほしい本を見つけやすいからです。
特徴は、
- 大型・分厚い本が多い
- 資格ごと・科目ごと・志望校ごとに並んでいる
- 値段は高め
です。
資格取得のための本なら資格ごと・参考書なら科目ごと、受験対策なら、志望校ごとに並んでいる書店が多いです。
値段は高めです。
資格取得の本や参考書は、奥まった場所に広いスペースを取っている書店が多いです。
では、最後に絵本・児童文学書について説明していきますね。
絵本・児童文学書
子ども・小学生向けの本の売り場は、少し奥まった場所にある書店が多いです。
読書感想文を書く夏休みの時期は、特設コーナーがある書店を見かけます。
特徴は、
- 本の大きさ・価格はバラバラ
- 売れている本は、平積み
少子化とは言え、絵本や児童文学からベストセラーが出る時もあります。
ベストセラーは、平積みされています。
絵本・児童文学は、大きさ・価格がバラバラです。ベストセラーが出る時もあります。
「紀伊國屋書店」では、100周年記念グッズに、たくさん本が入るバッグやポーチを販売しています。
たくさんの本を買った後でも安心です。
まとめ
- 本屋は
「ベストセラー・雑誌・文庫本・新書・マンガ・ノベルズ・資格・参考書・絵本・児童文学書」売り場がある
(全てこの通りではない) - 本屋で買う本を選ぶなら、ゆっくり売り場を見るのがおすすめ
本を買う手段は、ネットストアの方も多いでしょう。
でもリアル書店に行けば、ネットストアで見ないジャンルの本を読みたくなるかもしれません。
何より、実際に本を手にとって選べる場所です。
時間があるなら、リアル書店でゆっくりと本を探すことをおすすめします。
実際に本屋へ行くのがベストだね。
ネットストアは、本を買うのに慣れてからがおすすめ。
実際に書店で本を見るのがいいの?