読書をしていますか?
「本を読んだ方がいい」と頭でわかっていても、踏み切れない方が多くなっています。
株式会社アイスタットが2022年8月に行った調査によると、本を読まない原因の第1位は「読む時間が確保できない」だそうです。
㈱アイスタット 2022年「活字離れに関する調査」より一部抜粋
- 「活字離れ」を感じている人は約8割も!年代別では「20・30代」の「活字離れ」が多い!
- 「活字離れ」の有無にコロナ禍が影響している割合は24%!
- 毎日1回以上読むもの第1位「アプリ版:ニュース」の37%、第2位「新聞」の33%!
- 「活字離れ」を感じている人の本が好きな割合は「59.6%」、「嫌い」の割合は40.4%!
- 1ヵ月の読書数は、「0冊」の47.3%が最多!
- 読書の妨げ、活字離れとなるもの第1位は、「読む時間が確保できない」の28.0%!
- 幼い頃、本を読む習慣が「全くなかった」を回答した人は、「活字離れ」が多い!
- 「理系タイプ」「体育会系タイプ」の人は、「活字離れ」の方が多い!
- 活字を読むことで得たもの第1位は「知識が増える」、第2位は「教養を深める」!
私が所属している「夢を叶えるコミュニティー HOME」で【「時間管理」をマスターしよう】というタイトルで勉強会が行われました。
ここで紹介された考え方が、「時間管理マトリクス」です。


「時間管理マトリクス」は、1日の時間の使い方を4つに分類することだよ。
「時間管理マトリクス」の考案者

考案者は、スティーブン・R・コヴィーという方です。
著書もあります。

「時間管理マトリクス」でグループ分け

日常生活で行っている行動を上の表の4つに入るように分類していきます。
分類 | 内容 | 例 |
---|---|---|
第1領域 | 緊急・重要高い | 代わりのいない仕事・主婦の家事・家族の介護など |
第2領域 | 緊急低い・重要高い | 副業・趣味・運動・資格取得・読書・音楽鑑賞など |
第3領域 | 緊急高い・重要低い | 仕事の電話・皿洗い・食事の支度・洗濯など |
第4領域 | 緊急・重要低い | 目的のないテレビ鑑賞・動画チェックなど |
「第1領域」の中でさらに4つに分類が可能です。
「代わりのいない仕事」だけで4つに分類ができますし、「主婦の家事」だけでも分類ができます。
ここでは、「日常生活パターンの見直し」を行っていますので、日常生活から4つに分類します。
- 一気にノートに書き出す
- 2.3日の間、スマホに行動パターンを入力し続ける
どちらでも構いません。
思いつくままに書き出してください。

思いつくままに書き出していきます。
ご自分の生活をそのまま書いてみましょう。
理想の生活、とかはダメですよ。
「時間管理マトリクス」の最大目的

時間管理マトリクスの最大目的は、いかに「第2領域」の時間を増やしていくか、です。
「第2領域」の時間を増やすために、「第2領域」以外をスライドさせる、もしくはやめることができないか、を考えます。
- 「第4領域」は減らす
例:ついついテレビを見てしまう、YouTubeを見すぎる、友達と無意味なLINEを続ける
「テレビを観る」でも、「目的もなくダラダラと番組を見る」と「職場で話題になっているドラマを観る」や「世の中の動きを知るためにニュースを観る」では、その後の自分への効果が全く違います。
「推しのアイドルが出演するテレビ番組を必ずチェックする」こともありますよね。
これも必要なことです。
自分にとってどんな効果があるのか、を基準に考えて下さい。
人と比べることはありません。
「友達と無意味なLINEを続ける」も、「時間つぶしのLINE交換」ではなく、「お互いの近況報告」や「今度の休みに会うための待ち合わせ場所の打ち合わせ」であれば必要なことです。
必要な時間を減らすことはやめましょう。

人と比べないことです。自分にとって必要な時間を減らす必要はありません。
- 「第1領域」も減らす
例:仕事は残業時間を少なくする、家事・介護はヘルパーを頼んで時間短縮
なくすことは無理ですが、時間を少なくすることはできそうですね。
- 「第1領域」を「第3領域」へスライドさせる
例:仕事の中の電話の時間を少なくするために、メールの配分を多くする、皿洗いを自動食洗機にやってもらう、洗濯を全自動洗濯機にする、食事の支度を週に何回かは出前を取る
「仕事の中の電話の時間を少なくするために、メールの配分を多くする」は、「第3領域」を減らす方法ですが、そのためにパソコンの勉強をするなら「第2領域」になることもあります。
「皿洗いを自動食洗機にやってもらう」「洗濯を全自動洗濯機にする」「食事の支度を週に何回かは出前を取る」も「第3領域」を減らす方法です。
「第3領域」を減らすための手段として、費用が発生することが多くなっています。
「時間をお金で買う」と言われていますし、そのための対策方法の一例です。
無理に実行する必要はありません。
時間を増やすために借金をして、返済のために余計なストレスをためてしまってはいけません。
「第2領域」の充実した時間を増やすための手段です。できることから実践していきましょう。
「時間管理マトリクス」で1日15分の読書時間

1日に何時間もの時間を作らないといけないわけではありません。
「時間管理マトリクス」を実践してみたら、1日15分くらいの空白時間ができる方は意外と多いのではないでしょうか。
30分だとしても、1週間で1時間45分、1ヶ月で7時間にもなります。
7時間あれば、読書に例えれば、1冊を読み終えることができそうです。
「時間管理マトリクス」は何にでも活用できる

このブログは読書をテーマにしているので、読書の時間を作りましょう、と言っていますが、時間を作りたいのはなぜか、は人によって理由が違います。
- 副業の時間を確保したい
- 家事に時間を取られ過ぎて、自分だけの時間がほしい
- 仕事から開放される時間がほしい
「忙しい」は、今や子供から大人までの共通の悩みです。
やらなければならないことがたくさんあるけど、優先順位がつけられなくて、手当たり次第にこなしている方も多いのではないでしょうか。
「時間管理マトリクス」は新しい時間を作り出すための一つの手段です。
時間の棚卸しをしてみて下さい。
充実した時間が増えれば、毎日が楽しくなりますし、毎日が楽しければ、人生が楽しくなります。

毎日が楽しくなれば、人生が楽しくなります!

行動を分類する、か。考えたことがなかったよ。

私も初めて聞いたよ。面白い方法だね。
次は、私が所属している「夢を叶えるコミュニティー HOME」主催者、佐々木優斗さんの公式ホームページを紹介しますね。
「夢を叶えるコミュニティー HOME」主催者 佐々木優斗の公式ホームページ

「夢を叶えるコミュニティー HOME」主催者、佐々木優斗さんの公式ホームページへは、下のボタンからご覧ください。
色々な活動をされているエネルギッシュな方です。
佐々木優斗の公式ホームページ PARALLEL LIFE LAB

とにかくすごい人です!
「マトリクス」って映画みたいだけど、何なの?