無料の読書管理アプリで有名なのは、「読書メーター」と「ブクログ」の2つです。
どちらも読書家アプリとして有名なので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
では、どちらを使うべきなのでしょう。
どっちのアプリも特徴があるので、あなたにあう方を使えばよいでしょう。
使い方によっては併用してもよいですね。
では、両者を比較していきます。

人によって違うんだよ。
「読書メーター」は交流が活発・ユーザー数が多い

「読書メーター」について、くわしくは下をご覧ください。

「読書メーター」の特徴は、次の通りです。
- 「読書メーター」は「ブクログ」より交流が活発
- 「読書メーター」は「ブクログ」よりユーザー数が多い
では、1つずつ説明していきますね。
「読書メーター」は「ブクログ」より交流が活発
読書メーターは、ブクログよりもユーザー数が多く、交流が活発です。
両者のアプリ機能を比較します。(2025年5月現在)
読書メーター | ブクログ | |
感想・レビューを書く | ◯(250文字まで) | ◯(制限なし) |
お気に入り感想文の保管 | ◯ | ✕ |
感想文に「いいね」 「ナイス」をつける | ◯ | ◯ |
つぶやき | ◯ | ✕ |
コミュニティー | ◯ | ✕ |
イベント | ◯ | ✕ |
他ユーザー閲覧 | ◯ | △ |
談話室(掲示板) | ✕ | ◯ |
読書メーターは、ユーザーと交流できるいろいろなサービスがあります。
他のユーザーの感想文の保管、さらにコミュニティー・イベントの参加や企画ができます。
一方ブクログは、感想文に「いいね」をつける・本棚の閲覧(公開設定をしている場合のみ)・談話室でのみユーザーと交流ができます。
読書メーターは、ユーザーとの交流機能が充実しています。
「読書メーター」は「ブクログ」よりユーザー数が多い
読書メーターは、ブクログよりユーザー数が多いです。
感想文の数で比べました。
2025年の本屋大賞ベスト3で比較します。(2025年5月5日現在)
感想文の数 | 読書メーター | ブクログ |
カフネ 阿部暁子 | 1,779 | 108 |
アルプス席の母 早見和真 | 1,263 | 95 |
小説 野崎まど | 863 | 26 |
2025年の本屋大賞ベスト3で、本の登録者数も比較します。(2025年5月5日現在)
登録者数 | 読書メーター | ブクログ |
カフネ 阿部暁子 | 8,164 | 1,604 |
アルプス席の母 早見和真 | 4,495 | 749 |
小説 野崎まど | 4,418 | 498 |
ユーザー数が多いのは、「読書メーカー」であることがわかります。

「読書メーター」は、ユーザー数が多く、交流が活発です。

読書メーカーは、利用者が多くて感想文も多い。

コミュニティーやイベントなど、ブクログにないサービスがあるよ。
もちろん「ブクログ」のメリットもあります。
「ブクログ」はできて「読書メーター」にできないこと

「ブクログ」について、くわしくは下をご覧ください。

「ブクログ」はできて、「読書メーター」にできないことがいくつかあります。
それは、次の通りです。
- 「ブクログ」は新刊ニュースが見られる
- 「ブクログ」は本の登録方法が多い
- 「ブクログ」は DVD・音楽が登録できる
- 「ブクログ」は登録本のメモが非公開で書ける
- 「ブクログ」はアマゾンアソシエイトができる
では、1つずつ説明していきますね。
「ブクログ」は新刊ニュースが見られる
ブクログは、新しい本の情報を書店サイトや出版社サイトを見なくても「新刊ニュース」で見られます。
読書メーターは、登録されている本の検索しかできません。
新しいニュースを見たいなら、ブクログがおすすめです。
「ブクログ」は本の登録方法が多い
ブクログは、本の登録方法が多いのも特徴です。(2025年5月現在)
本の登録方法 | ブクログ | 読書メーター |
アプリ内検索 | ◯ | ◯ |
検索できない本の 手入力登録 | ◯ | ◯ |
ISBNコード | ◯ | ◯ |
AmazonのASINコード | ◯ | ✕ |
CSV インポート | ◯ | ✕ |
ブクログは、AmazonのASINコードやCSVデータのインポートができます。
読書メーターは、これらの方法で登録ができません。
本の登録方法はブクログが多いです。
「ブクログ」は DVD・音楽が登録できる
ブクログは、本だけでなくDVD・音楽の登録ができます。
読書メーターは本の登録しかできません。
「ブクログ」は登録本のメモが非公開で書ける
ブクログは、登録した本のメモを記録できます。
非公開で書けるので、備忘録として使えますね。
読書メーターは、メモのような機能はありません。
「ブクログ」はアマゾンアソシエイトができる
ブクログに登録した本棚の本から、アマゾンアソシエイトができます。
あなたの本棚を見て、Amazonで本を買ってくれた人がいたら、収入になります。(事前登録・審査必要)
読書メーターで、アマゾンアソシエイトは利用できません。
ブクログは、本の情報を手に入れやすく、管理をしやすい機能が充実しています。
アマゾンアソシエイトも利用できます。

「ブクログ」は、本の情報を手に入れやすく、本の管理をしやすい機能が充実しています。

ブクログは、本の管理がしやすいんだね。

ランキングが見れたりメモが書けたり、しっかり管理したい人向けだね。
両者のメリットを考えると、併用できるかどうかはわかりますね。
「読書メーター」と「ブクログ」は併用できる?

「読書メーター」と「ブクログ」は併用できるのでしょうか。
- 「読書メーター」と「ブクログ」は併用できる
- 利用者と交流重視なら「読書メーター」
- 個人で管理重視なら「ブクログ」
- 両方を重視するなら「読書メーターとブクログ併用」
となるでしょう。
利用者との交流重視なら「読書メーター」、個人で管理重視なら「ブクログ」、両方のメリットを活かしつつ管理したいなら「読書メーターとブクログ併用」でよいでしょう。
私は、もともと「ブクログ」を使っていたのですが、他の人の感想も読みたいな、と考えたので「読書メーター」も使い始めました。
メインは「ブクログ」で、本の登録だけ「読書メーター」も使っています。
あなたの使いやすい方法で使ってください。

併用もできるね。

自分で使いやすい方法で使ってね。
ところで、
- 「読書メーター」から「ブクログ」へ移行・同期したい
- 「ブクログ」から「読書メーター」へ移行・同期したい
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
それは、できるのでしょうか。
「読書メーター」と「ブクログ」は移行・同期できる?

「読書メーター」と「ブクログ」の移行・同期は、
- 「読書メーター」「ブクログ」間で移行・同期はできない
- 「ブクログ」のみCSVデータから取り込みができる
「読書メーター」「ブクログ」間で移行・同期はできません。
その理由は、「ブクログ」はCSVデータに変換したものを登録(インポート)はできるのですが、「読書メーター」に取り出し・取り込み機能はないからです。(2025年5月現在)

「読書メーター」「ブクログ」間で移行・同期はできません!
移行や併用をしたければ、それぞれに1冊ずつ登録するしか方法はありません。

移行や同期はできないんだね。

両方使うなら、それぞれで登録するしかないんだよ。
まとめ

- 「読書メーター」は「ブクログ」より交流が活発
- 「読書メーター」は「ブクログ」よりユーザー数が多い
- 「ブクログ」は新刊ニュースが見られる
- 「ブクログ」は本の登録方法が多い
- 「ブクログ」は DVD・音楽が登録できる
- 「ブクログ」は登録本のメモが非公開で書ける
- 「ブクログ」はアマゾンアソシエイトができる
- 「読書メーター」と「ブクログ」は併用できる
- 利用者と交流重視なら「読書メーター」
- 個人で管理重視なら「ブクログ」
- 両方を重視するなら「読書メーターとブクログ併用」
- 「読書メーター」「ブクログ」間で移行・同期はできない
- 「ブクログ」のみCSVデータの取り込みができる
「読書メーター」と「ブクログ」は、どっちも無料で使える読書記録アプリです。
どちらもユーザー数が多い読書好きのためのアプリですが、それぞれに特徴があります。
「読書メーター」は交流重視、「ブクログ」は新刊ニュースや管理重視です。
どっちがよいかは、何を重視したいかによって変わります。
それぞれの特徴を活かして併用してもよいでしょう。
ただし、両者で同期や移行はできないので、注意してください。

「読書メーター」は交流重視、「ブクログ」は新刊ニュース・管理重視!

それぞれのメリットを活かして、併用もOK!


「読書メーター」と「ブクログ」って、どちらを使えばよいのかな?