Amazon公式サイトで、Kindle端末が販売されていますが、「GB」というデータ量を表す単位が書かれています。
スマホを買う時にも、よく聞く単位ですが、何GB入る端末を買えばいいのでしょうか。
本の単位は、買ったことがないと、わかりづらいですよね。
2つ目、3つ目となれば、おおよその検討がつきますが、初めて買う時は、イメージがつきにくくて悩みます。

どのくらいの数の本を保存しておきたいか。あとは本の種類で決めえばいいよ。
私の持っている本を例にして、説明していきます。
Kindle端末を選ぶ時の目安にしてください。
Kindle端末は16GBでもいいの?

Kindle端末で、保存できるデータ量(サイズ)が最も少ないタイプは16GBです。
では、16GBで十分なのでしょうか?
- 1,000冊程度の文字本を保存するなら16GBで十分
- 1,000冊以上の文字本を持っていても、整理して使うなら16GBで十分
- もっとたくさんの本を保存したければ、32GB以上も検討する
後でくわしく説明しますが、16GBでも、1,765冊程度の本が保存できます。
これで十分でしたら、16GBを買いましょう。
これ以上の本を保存したいのであれば、32GB以上を検討する必要があります。
16GBモデルは「無印Kindle 」と「Kindle Paperwhite」があります。
(2024年10月現在)


16GBでも、たくさんの本が保存できるんだね。

1,765冊となると、1日1冊ずつ増えても4年8ヶ月も大丈夫。
Kindle本のデータ量は、本のタイプによって、データ量に違いがあります。
次は、違いについて説明します。
電子書籍のデータ量は「写真は重くて、文字は軽い」

写真集や雑誌、マンガのようなカラーページや細かい描写が多い本は、データ量が大きくなります。
反対に、文庫本や新書本のような文字だけの本は、データ量が少なくなります。
これは、Kindle本に限らず、どのタイプの電子書籍でも同じです。
多い順に、
写真集→雑誌→カラーマンガ→白黒マンガ→文庫や新書の文字本
だいたいこんなイメージです。
- 写真集、雑誌、マンガはデータ量が多い
- 文書本、新書本の文字本はデータ量が少ない
ざっくりですが、ほとんどの本が、この理解でOKです。
まれに文字本でも、統計データがたくさんあるような本は、データ量が重くなります。
保存している本で、端末のデータがいっぱいになってしまったら、本を削除するしか方法がないのでしょうか?
Kindle本のデータ量がいっぱいになったら?

- 端末からは削除する
- クラウドから再度ダウンロードすれば、また読むことができる
Kindle端末に保存している本がいっぱいになってしまったら、端末からは削除して、データ量を減らします。
端末からは削除しても、クラウド内には、Kindle本が残っています。
Kindle本のクラウドとは、Amazon公式サイトにある、ご自分のアカウント内です。
必要な時に、再度ダウンロードすれば、また同じように読むことができます。
ですので、必要以上に大容量の高価な端末を買う必要はありません。
適切なサイズの端末を買って、残りは本の費用にあてましょう。
Kindle本のの削除方法は下をご覧ください。
Kindle端末を買う時には、「GB」を選ばなければなりません。
「GB」って、よく聞くけど、どんな単位なのでしょう?
「GB(ギガ)」とは?

スマホのCMでも、「GB(ギガ)」という単位をよく聞きますね。
この「GB」はデータ量を表す単位です。
よく聞く「5GBコース」とは、1ヶ月に5GBのデータ量を通信することができるコース、という意味です。
単位は、bit(ビット)に始まり、ケタが大きくなるにつれて、呼び方が変わります。
8bit(ビット)→8B(バイト)
1,024B→1KB(キロバイト)
1,024KB →1MB(メガバイト)
1,024MB→1GB(ギガバイト)
1,024GB →1TB(テラバイト)←ビデオデッキなど
Kindle端末も、保存できるデータ量が決まっています。
この保存できるデータ量の大きさが、8GB、16GBなどと決まっているのです。
Amazon公式サイトでは、この保存できるデータ量の大きさを「サイズ」と言っています。
一般的には、「ストレージ」と呼ばれています。
本のデータ量で意識する単位は、KB・MBくらいです。
端末を買う単位は「GB」です。
次は、実際の本のデータ量を計算していきます。
文字本のデータ量 16GBは何冊分?

最近購入した文字本10冊のデータ量を調べました。
Amazonでは、KBで書かれているので、KBで表記しています。
容量は、購入履歴から調べました。
文庫本と単行本が混じっています。
Kindle端末の中での中で混在していることが一般的でしょうから、あえてこの状態で比べてみます。
- 5,443KB
- 8,612KB
- 12,354KB
- 2,131KB
- 4,086KB
- 63KB
- 19,177KB
- 1,517KB
- 1,446KB
- 40,245KB
本によって、かなりの差があることがわかります。
単行本の方が文庫本よりデータ量が多くなります。
どちらを購入しているかは、価格でおおよその判断ができます。
価格は購入履歴からわかります。
- 単行本:1,000~2,000円程度
- 文庫本:500~900円程度
先の10冊のデータ量の平均を計算します。
95,074KB/10=9507.4KB
となりました。
1GB=1,048,576KBですので、
16GB≒1,765冊
32GB≒3,530冊
64GB≒7,060冊
ざっとこれくらいになります。
16GBで、およそ1,765冊の本が入ります。
単行本・文庫本については、下をご覧ください。
次は、漫画・雑誌のデータ量を計算します。
漫画・雑誌のデータ量 16GBは何冊分?

同じく、最近購入した漫画と雑誌10冊のデータ量を調べました。
写真集はめったに買いません。
ですので、漫画と雑誌だけで比べてみます。
Amazonでは、KBで書かれているので、KBで表記しています。
- 54,820KB
- 46,874KB
- 19,840KB
- 20,867KB
- 63,937KB
- 38,642KB
- 43,841KB
- 93,104KB
- 225,114KB
- 172,774KB
先の文字本に比べると、数字が明らかに違います。
⑨と⑩は雑誌です。
ケタ違いですよね。
①から⑧は、ほとんどカラーマンガですので、データ量がかなり多くなっています。
上の10冊のデータ量の平均を計算します。
779,813KB/10=77981.3KB
となりました。
1GB=1,048,576KBですので、
16GB≒215冊
32GB≒430冊
64GB≒860冊
ざっとこれくらいになります。
16GBは265冊です。
さきほどの1,765冊よりも、かなり少なくなります。
Kindle端末は、全て白黒ディスプレイです。
カラーの本を読む場合は、Fireタブレットをおすすめします。
Fireタブレットについては、下をご欄ください。

文字本と漫画って、こんなにも違うんだね。実際に比べてみてびっくり。
Kindle端末のデータ量は・・・

Kindle端末は、16GBから64GBまで販売されていますね。
端末に入る本を冊数でまとめると、下のようになります。
文字本 | 漫画・雑誌 | |
16GB | 1,760冊 | 215冊 |
32GB | 3,530冊 | 430冊 |
64GB | 7,060冊 | 860冊 |
意外とたくさんの本が入りますね。
16GBモデルは「無印Kindle」と「Kindle Paperwhite」があります。

必要以上にサイズの大きい高価な端末を買う必要はありません。
ほとんどの方は、16GBで十分ではないでしょうか。
まとめ

- 1,000冊程度の文字本を保存するなら16GBで十分
- 1,000冊以上の文字本を持っていても、整理して使うなら16GBで十分
- もっとたくさんの本を保存したければ、32GB以上も検討する
いちばん安い16GBでは、保存できるデータ量が少ないかな?と不安になりますよね。
私も16GBを利用しています。
これで十分です。
本を読むためだけのKindle端末は、スマホのように、ひんぱんに買い替えをする必要はありません。
スマホのように、たくさんの用途がある端末ではなく、電子書籍を読むためだけに利用します。
ですので、故障のリスクが少なく、常に最新のものを買う必要はありません。
普段から、たくさんの本を読む方は、数年で数百冊くらい買うかもしれません。
このような方にとっては、常にクラウド管理をするのは、面倒です。
少し大きめサイズを買う方が、ストレスなく使い続けることができることは確かです。
普通に使い続ければ、少なくとも2~3年は持ちます。
数年使うことを見越していちばんよい大きさを選びましょう。

必要以上に大きなサイズの端末を買う必要はないけど、適切なサイズを買おう。

読書する量と本の種類を考えて、適量サイズを買ってね。
△アマギフ売れます!△
Kindle端末には、端末ごとにGBがあるよね。どのGBを選ぶべきかな?