西原理恵子さんの本は「毎日かあさん」だけではありません!
西原さんが、お悩み相談に載っている本がありました。
「サクッと読んで気分がスッキリ」できます。
本を読む時間が取れなくても、細かく区切って読むことができる本です。
実際に、本を読んだ私の感想をお伝えします。


波乱万丈な人生を乗り越えた女性からの経験談に、スナックママになった西原さんが答える形式で進みます。
「スナックさいばら」を読んだ感想・レビュー

私が「スナックさいばら」を読んだ感想・レビューは
- 生きていることは、いいことばかりではないけど、落ち込むこともない
- つらいことは、その人のとらえ方次第
ということです。
「スナックさいばら」とは

「毎日かあさん」のマンガのイメージが強い西原さんですが、このシリーズはマンガではありません。
Amazon Kindleでは全5冊出版されています。
「スナックさいばら おんなのけものみち」というシリーズがKindleでは4冊出版されています。
女性からの色々な相談やグチにスナックママになった西原さんが答えていく形式です。
「スナックさいばら」の相談内容は?

順風満帆、というよりは、苦労された方に経験談が多く、内容が濃いです。
具体的には、夫や義両親との確執・DV・離婚などが多いです。
100%理解することはできないかもしれませんが、共感できる箇所も違いこそあれ、どんな人でも少しはあるのでは、と感じました。
女性からの相談のみです。男性の方には、すこしきついかも。
キツイ内容に対して、西原さんが、付かず離れずの距離感でご自身なりの回答を延べていらっしゃいます。
西原節が炸裂していて、読み終わった後に、なんとなくすっきりできます。
西原理恵子さんのインタビューで聞いたこと

ずいぶん前に、「毎日かあさん」の映画公開前のテレビのインタビューで「人生っていいことばかりではないと思うんです。」と語っていらしゃいました。
それからずっと頭に残っていて、西原さんが気になる存在です。
既に「毎日かあさん」の単行本がたくさん出版されていて、映画になりました。
映画で西原さんの体験を知りました。
とても大変だったと思います。
ご自身の体験が、スナックさいばらシリーズの基礎になっている気がします。
「毎日かあさん」は実写映画化されました。
2011年2月5日に全国ロードショーされた実写版映画。監督は小林聖太郎。主演は小泉今日子で、永瀬正敏との元夫婦での共演となる。テレビアニメとはある程度宣伝の連携をしているが、基本的には独立した一般向けの映画作品として作られている。とうさん(西原の夫・鴨志田穣)の設定(アルコール依存症の件など)は原作同様にされ、“お別れ”までの物語が描かれる。
wikipedia「毎日かあさん」より一部抜粋
まとめ

- 生きていることは、いいことばかりではないけど、落ち込むこともない
- つらいことは、その人のとらえ方次第
生きていれば、思わぬ苦労をすることもあります。
西原さんのように、おおらかに笑い飛ばす心意気で過ごしていれば、どんなハプニングでも乗り越えられる気がします。
乗り越えることがしんどいこともありますが、それでも生きていくしかないのです。
近所にスナックさいばらがあれば、お酒を飲まなくても、常連になりそうです。
相談に訪れる女性と同じ経験をすることはないのかもしれません。
でも共感できることが一つもない、という人もいない本です。
人生相談というほどの重いテーマではなく、さらさらっと読んでしまえます。
まとまった時間がないから、長編小説は読めないけど・・・ちょっと本を読みたいな、という方におすすめです。


つらいことが起こっても、サイバラママみたいに、からっと乗り越えましょう。
文字のみなので、画面が白黒の端末で読むのがおすすめ