【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】を読むと、仕事でミスをする人とそうでない人の習慣の違いがわかります。
仕事のミスを100%なくすことは、無理だと思います。
しかし、仕事の方法や気の付け方次第で、かなりのミスをなくすことができるはずです。
仕事でミスをしないための方法を教えてくれる1冊です。
Kindle Unlimitedを利用して読みました。
「Kindle Unlimited」については、下をご覧ください。
会社員、自営業、個人事情主など、なんらかの仕事をしている人全てにおすすめです。
もくじ
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】感想・レビュー
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】の感想・レビューは、
- 仕事のやり方の反省ができる
- 仕事でミスが起こる原因が理解できる
- 仕事のミスを防ぐことは人間関係をよくすること
1つ1つの内容について、「仕事でミスをしない人は○○、ミスをする人は○○」と具体的に説明されていて、とてもわかりやすいです。
1つの例ごとに区切って説明してくれます。
ですので、通勤時間の移動途中に、5分、10分のスキマ時間で読むことができます。
全部で50個の例が書かれています。
では、1つずつ説明していきますね。
仕事のやり方の反省ができる
「仕事でミスをしない人は○○、ミスをする人は○○」と具体的に書かれているので、普段の仕事のやり方はミスを少なくできるのだろうか、と反省しながら読み進めることができます。
ミスが発覚すると、修復作業の時間を要してしまいますね。
ミスがなければ、必要のない時間です。
限られた時間で仕事をしなければならないのに、ムダな時間は使いたくありません。
もしかしたら、反省することが多くて、読み進めることがつらくなってしまうかもしれません。
「ミスがどうしてなくならないのだろう」と嘆くのではなく、「どうすればなくせるだろう」と発送の転換をして、楽しみながら実践してみてください。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】より
著者の藤井美保代さんもおっしゃっているように、楽しみながら読み進める本です。
あまり落ち込まないようにしてください。
自分の仕事のやり方の反省材料になります。
私も、「ああ、こんなことあるある。」と振り返りながら読むことができました。
仕事でミスが起こる原因が理解できる
仕事でミスをする原因は、色々あります。
- いっぺんにやらないといけない仕事が立て込んだ時
- とにかく一日中忙しい時
- 余裕がある時
私は、忙しい時よりも、少し余裕がある時の方がミスしやすい傾向があるようです。
気がゆるんでいるのかもしれません。
「ミスをしやすいのは、こんな時です」のように、具体的に書かれているのではありません。
「仕事でミスをしない人は○○、ミスをする人は○○」の文書で、仕事のやり方の振り返りをすることによって、自分だけのミスをしない方法にたどりつけます。
他の人には当てはまらないかもしれません。
私の場合は、余裕がある時にミスをしやすいです。
ミスをしない人は「ちゃんと」仕事をし、ミスをする人は「ま、いっか」で仕事をする。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】より
この言葉で、「少し余裕がある時でも、気を抜かないでちゃんと仕事をすることがミスをしない人になれるコツなんだな。」と理解できます。
自分だけのミスをなくす方法を見つけることができます。
他の人には役に立たないかもしれない、オリジナルのミスをしない方法を見つけてみて下さい。
仕事のミスを防ぐことは人間関係をよくすること
仕事でミスをしないこととは、自分だけの心がけのような気がしますが、そればかりではありません。
仕事上の人間関係をよくしておくことも、大切です
会社員は、一人で仕事をするのではありません。
職場の人や取引先の人と一緒に1つの仕事をします。
個人事情主でも、同じです。
クライアントと一緒に1つの仕事をします。
仕事を抱えこまない人は、上司を含むまわりの人たちに自分の状況を開示し、みずからも積極的に質問や相談をすることで、周りからのサポートを得やすくしています。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】より
一人で孤立した仕事をしていると、周りからのサポートを得ることができません。
自分の判断が違っていても、正しく直す機会を失ってしまいます。
これが原因で、大きなミスを招いてしまうことは多いです。
「おかしいな」「私はこうだと思うけど、正しいのかな」と疑問に思った時は、上司や、その仕事に精通している人に相談するようにしたいものです。
反対に、同僚や上司から相談された時も同様です。
いつも周りに助けてもらっているのだから、今度は自分がお返しをする番です。
何もかも相談ばかりでは、信用を失ってしまいます。
でも、疑問に思ったことや、不審に思ったことは、相談して、人間関係の風通しをよくしていくことが、ミスを防ぐことになります。
職場の人間関係をよくしておけば、相談がしすくなり、お互いが安心して、仕事を受け渡しができます。
人間関係をよければ、何かミスをしていても、助言をもらえたり、フォローしてもらうことにもつながります。
そして、ミスを事前に防ぐことができます。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】を読むまで、知らなかった習慣がありました。
知らなかった習慣を説明します。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】を読んで「おしとやか」を意識するようになった
「報連相(ほうれんそう)」は有名ですよね。
報告・連絡・相談の略語です。
仕事で関わる人には、報連相を欠かさないようにしましょう、とよく言いますね。
「おしとやか」という言葉はご存じでしょうか。
恥ずかしながら私は初めて知りました。
【仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣】より
- 「お」は、終わらないとき
- 「し」は、終了したとき
- 「と」は、トラブルがあったとき
- 「や」は、やりにくいとき
- 「か」は、変えざると得ないとき
だそうです。
これまで私が心がけていたのは、「お」「と」「か」くらいでした。
仕事が終了することや、やりにくいことは、自分自身の問題であって、上司や同僚には関係のないことだと思っていたからです。
「◯◯できた?大丈夫だった?」と聞かれることもありましたが、自分から「◯◯できました。」と報告することはしていなかったのです。
指示された仕事が終わった時や、やりにくい時も、報告するようになりました。
指示をした仕事が終わっているかを上司は心配しています。
指示通りに終わった仕事は「終わりました。」と報告するようになりました。
まとめ
- 仕事のやり方の反省ができる
- 仕事でミスが起こる原因が理解できる
- 仕事のミスを防ぐことは人間関係をよくすること
ここで説明したものは、本にあった例のほんの一部です。
実際には、50個の習慣が書かれています。
仕事のミスを100%なくすことはできないと思います。
人が行う以上、ミスは発生します。
これからはAIを使った仕事が増えてくるでしょう。
しかし、操作を行うのは人です。
人と仕事の付き合い方は、変化してくるかもしれませんが、ミスがなくなることはないと思います。
仕事でミスをしない人になるためには、毎日の積み重ねなんだな、と改めて実感しました。
ミスなく仕事をして、定時退社を目指します!
【おまけ】
〈「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣〉という本についても載せています。ミスなく速く仕事ができる人になれれば、鬼に金棒です!
「ブックレコメンド」にレビューを載せていただきました。
文字のみなので、画面が白黒の端末で読むのがおすすめ