Amazon公式サイトで買い物をしていると、色々なサービスが目に付きますよね。
電子書籍を読むためのサービスとして、「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」があります。
タイトルが違うからには、内容に違いがあるはずです。
どんな違いがあるのでしょうか？
あわせて、両者をいろんな角度から比較もしていきます。
料金体系や対象になる本の数が違うんだよ
もくじ
- 1 「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の違い
- 2 「Kindle Unlimited」「Prime Reading」料金比較
- 3 「Kindle Unlimited」「Prime Reading」冊数比較
- 4 「Kindle Unlimited」とは
- 5 「Kindle Unlimited」をおすすめする人
- 6 「Kindle Unlimited」をおすすめしない人
- 7 「Kindle Unlimited」のルールとは
- 8 「Kindle Unlimited」はおすすめできる？
- 9 「Kindle Unlimited」のおすすめの使い方
- 10 「Kindle Unlimited」対象本をAmazonで検索する方法
- 11 「Kindle Unlimited」を解約したらどうなる？
- 12 「Kindle Unlimited」対象ダウンロード本を検索する方法
- 13 「Prime Reading」とは
- 14 「Prime Reading」をおすすめする人
- 15 「Prime Reading」のルールとは
- 16 「Prime Reading」はおすすめできる？
- 17 「Prime Reading」をおすすめの使い方
- 18 「Prime Reading」対象本をAmazonで検索する方法
- 19 「Prime Reading」を解約したらどうなる？
- 20 まとめ
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の違い
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の違いは、
- 「Kindle Unlimited」は月額読み放題サブスクサービス
（料金が必要） - 「Prime Reading」はAmazon Primeのサービスの中のひとつ
（Amazon Prime登録で追加料金不要）
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」は、どちらもAmazon Kindle本の読み放題サービスです。
Kindle本を読める環境でないと、利用できません。
Amazon Kindleについては、下をご覧ください。
KindleとかPrimeとか、Amazonでよく聞くネーミングだから、混乱するんだね。
内容を理解して、正しく利用しようね。
「Kindle Unlimited」や「Amazon Prime」は、本当に必要だ！と判断してから申し込みましょう。
くわしくは、下をご覧ください。
では次からは、いよいよ両者を比較していきますね。
「Kindle Unlimited」「Prime Reading」料金比較
| Kindle Unlimited | Prime Reading | |
| Prime会員 | 不要 | 要 |
| 月額 | 980円税込) （無料期間ある場合あり） | Prime会員は無料 （無料期間ある場合あり） |
Kindle Unlimitedは、読み放題サービスであり、Amazon Primeとは関係なく、単独で利用できます。
利用するために料金が発生します。
Prime Readingは、Amazon Primeに登録していなければ利用できません。
先に説明したように、Amazon Primeのサービスの中のひとつです。
Kindle Unlimitedは単独サービスに対して、Prime ReadingはAmazon Primeの中のひとつなんだね。料金が違うのは当たり前か・・・。
サービス内容にも、かなり違いがあるよ。
「Kindle Unlimited」「Prime Reading」冊数比較
| Kindle Unlimited | Prime Reading | |
| 冊数 | 200万冊以上 | 非公表 |
| 制限 | 20冊まで | 10冊まで |
冊数についても、違いがあります。
Kindle Unlimitedは、単独サービスだけあって、200万冊もの本が対象になっています。
ダウンロードできる冊数についても、Kindle Unlimitedは20冊に対して、Prime Readingは10冊までと少なくなっています。
では、それぞれのサービス内容について、具体的に説明していきますね。
まずは「Kindle Unlimited」からです。
「Kindle Unlimited」とは
Kindle Unlimitedとは、次のようなサービスです。
- Kindle本を読むことができる月額読み放題サービス
- 200万冊以上の対象本が読み放題
- 月額980円（無料期間やサービス期間がある場合もあり）
Kindle Unlimited対象本が、月額980円で読み放題になります。
Amazon公式サイト内で、Kindle本を選んでいる時に、以下のような選択ボタンが出ている時は、対象です。
Kindle本は買って読んでいる本があるけど、同じ端末でゴチャゴチャにならないかな？と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
Kindle版として買った本は、Kindle Unlimitedの契約に関係なく読むことができます。
読み放題サービスは、雑誌読み放題のドコモの「ｄマガジン」や楽天の「楽天マガジン」があります。
しかし、この「Kindle Unlimited」は、雑誌だけではありません。
雑誌がありますが、本もマンガも対象です。
「ｄマガジン」と「楽天マガジン」については、下をご覧ください。
Kindle Unlimitedは、雑誌だけじゃないんだね。
雑誌だけしか読まないなら、ｄマガジンや楽天マガジンをおすすめするよ。
「Kindle Unlimited」をおすすめする人
「Kindle Unlimited」をおすすめする人は、次のような人です。
- 対象本を月980円以上読む人
- 新刊やベストセラーでない本を読む人
- 本は自分のものにならなくてもいい人
Kindle本を買う時に、「Kindle Unlimited」対象本をよく見る方は、ぜひおすすめします。
980円と聞くと、高く感じるかもしれません。しかし、本に例えると月に2冊くらいです。
雑誌2冊で元が取れます。
発売直後の新刊やベストセラー本は、対象になっていないことが多いです。
これらの本しか読まない人にはおすすめできません。
また、本は自分のものになりません。
Kindle Unlimitedを退会したら、読めなくなってしまいます。
では、「Kindle Unlimited」をおすすめしない人は、どんな人なのでしょう？
「Kindle Unlimited」をおすすめしない人
「Kindle Unlimited」をおすすめしない人については、別にまとめています。
下をご欄ください。
次は「Kindle Unlimited」のルールを説明していきますね。
「Kindle Unlimited」のルールとは
Kindle Unlimitedのルールは、次の通りです。
- 全てのKindle本が対象でない
- 同時に保存できる本は20冊まで
- 対象本が変わる可能性がある
- 解約したら、次回請求日以降は読めなくなる
Amazon公式サイトで販売されている、Kindle本が全て対象になっているのではありません。
あくまでも、対象になっているKindle本のみですので、注意してください。
Kindle Unlimitedは、本を安く買うことができるのではありません。
固定料金を払って、Kindle本を借りるサービスです。
同時に保存できる本は20冊までです。
21冊目になったら、1冊は削除しましょう。
21冊目になれば1冊返却
これを心がけましょう。
対象本が（結構よく）変わっているな、感じます。
次に読もう、と思っていた本が、読みたい時に対象から外れてしまった・・・なんてことがないとは限りません。
読みたい本は、都度ダウンロードしておくことをおすすめします。
ダウンロードしておけば、途中で対象から外れても、返却するまでは読むことができます。
解約したら、読むことができません。
ただし次回請求日を待たずに解約しても、請求日（30日後）までは、読むことができます。
Kindle本全てが対象ではないんだね。
全部が対象になっていたら、一生使うだろうな・・・。
「Kindle Unlimited」はおすすめできる？
「Kindle Unlimited」は、おすすめできるかは利用方法次第です。
普段、Kindle本を買う時に感じることですが、
- 対象本はそれなりにある
- 発売直後の本は対象になっていないことが多い
と感じています。
対象本は、それなりにあるのですが、発売直後の新刊はベストセラー本は対象になっていないのかな（？）と・・・。
雑誌は、最新号があります。
ご自身の目で、Amazon公式サイトで実際に確かめてみてください。
「Kindle Unlimited」のおすすめの使い方
「Kindle Unlimited」のおすすめの使い方を説明します。
- 雑誌を1、2冊毎月読んで、さらに対象の本を選んで読む
- マニュアル、専門書の一部だけ読みたい時に使う
決まって読む雑誌はKindle Unlimitedの対象になっていて、さらに、本やマンガをKindle Unlimited対象の本から探して買う。
こんなマイルールを作ってしまえば、dマガジンや楽天マガジンを利用するよりもお得です。
シリーズ本全てが対象本になっている場合は、かなりお得です。
例えばハリー・ポッターシリーズは、全てKindle Unlimitedの対象となっています。（2023年9月現在）
専門書やマニュアルも対象になっている本があります。
例えば、
- 普段はExcelやWordを利用しているけど、Googleスプレッドシートとドキュメントの使い方がわからないからマニュアルを読みたい
- 簿記の仕分の方法を忘れてしまったので、関係ある部分だけを読みたい
Kindle本を買って読むほどではないけど、必要な部分だけ読みたい時がありますよね。
こんな時に、Kindle Unlimitedが役に立つかもしれません。
こんな本があります。（2023年9月現在）
Kindle Unlimitedを利用するには、Amazon公式サイトでKindle Unlimitedの対象本を見つける必要があります。
対象本の見つけ方を説明しますね。
「Kindle Unlimited」対象本をAmazonで検索する方法
Amazon公式サイトからKindle Unlimited対象本を検索する方法です。
パソコンからの場合は、Amazon公式サイトから探せます。
トップ画面左から「すべて」を選ぶ。
下の方の「Kindle本＆電子書籍リーダー」を選ぶ。
「Kindle Unlimited」を選ぶ。
Amazonアプリから、Kindle Unlimited対象本を検索する方法です。
□の部分をタップして、「メンバーシップおよび購読」をタップ
「Kindle Unlimited」を選びます。
Kindle端末からの場合は、ライブラリから探せます。
Kindleストアへ進むので、インターネット環境下で行ってください。
「Kindle Unlimited読み放題」をタップ
Fireタブレットの場合は、Kindleアプリから探せます。
Kindleストアへ進むので、インターネット環境下で行ってください。
「Kindle Unlimited読み放題」をタップ
では、解約をしてしまったら、本が読めなくなってしまうのでしょうか？
「Kindle Unlimited」を解約したらどうなる？
Kindle Unlimitedは解約しても、次回請求日（30日後）まで読むことができます。
請求日以降は、Kindle Unlimitedで読んでいる本は読めなくなります。
しかし、通常のKindle版の金額で購入した本はそのまま残ります。
解約する時には、どの本が対象になっているかを確認しておきましょう。
どうしても残しておきたい本は、購入しておく必要があります。
解約前には、Kindle Unlimitedで読んだ本を削除する必要があります。
では、Kindle Unlimitedでダウンロードした本の見つけ方を説明していきますね。
「Kindle Unlimited」対象ダウンロード本を検索する方法
Kindle Unlimited対象でダウンロードした本を見つける方法です。
本を削除する場合に、対象本だけを見つける必要があります。
数が少なければ1冊づつ見つければよいのですが、数が多いと検索した方が早いです。
Kindle Unlimitedの対象本を削除しなければならない時は
- ダウンロードした本が21冊目になった時
- 解約する時
Kindle Unlimited対象本をダウンロードした本を見つける方法は、次の通りです。
Kindle端末の場合は、ライブラリから探せます。
ライブラリ左上をタップして「Kindle Unlimited」
Fireタブレットの場合は、Kindleアプリから探せます。
ライブラリ左上をタップして「Kindle Unlimited」
本の返却方法については、下をご覧ください。
次は、「Prime Reading」について、説明します。
「Prime Reading」とは
Prime Readingとは、次のようなサービスです。
- 月額600円のAmazon Primeに登録するとついてくるサービスのひとつ
- 対象本を追加料金なしで読むことができる
Prime Reading単独で料金はかかりません。
Amazon Primeの600円(税込)だけ支払えば、利用できます。
Kindle本は買って読んでいる本があるけど、同じ端末でゴチャゴチャにならないかな？と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
Kindle版として買った本はPrime Readingの契約に関係なく読むことができます。
Amazon Primeのサービスのひとつなんだね。
追加料金は不要だよ。Prime登録者は、ぜひ利用しよう！
「Prime Reading」をおすすめする人
「Prime Reading」をおすすめする人は、次のような人です。
- Amazon Primeに登録している人
- 本は自分のものにならなくてもいい人
Amazon Primeの料金に入っているサービスです。
登録しているなら、必ず使いましょう。
ただし、本は自分のものになりません。
Amazon Primeを退会したら、読めなくなってしまいます。
次は、「Prime Reading」のルールを説明していきますね。
「Prime Reading」のルールとは
Prime Readingのルールは、次の通りです。
- Amazon Primeに登録していなければ利用できない
- 全てのKindle本が対象でない
- 同時に保存できる本は10冊まで
- 解約したら、次回請求日以降は読めなくなる
Amazon Primeに加入していて、さらに対象になっているKindle本のみが利用できます。
Amazon公式サイトで販売されているKindle本が全て対象になっているのではありません。
あくまでも、対象になっているKindle本のみですので、注意してください。
PrimeReadingは、本を安く買うことができるのではありません。
固定料金を払って、Kindle本を借りるサービスです。
同時に保存できる本は10冊までです。
11冊目になったら、1冊は削除しましょう。
11冊目になれば1冊返却
これを心がけましょう。
また、解約したら、読むことができません。
ただし1ヶ月を待たずに解約しても、次回請求日までは読むことができます。
「Prime Reading」はおすすめできる？
「Prime Reading」をおすすめできるかは、微妙なところです。
なぜなら、
- 対象本をあまり見かけない
- Amazon Primeの他のサービスと併用すれば、かなりお得感あり
対象本に出会うことが、あまりありません。
対象になっていれば、ラッキー！くらいの感覚です。
これだけで、しっかり読書をするのは、きびしいかな・・・と感じます。
しかし、Prime Readingは、Amazon Prime登録者が全員利用できる、お得感のあるサービスです。
Prime Readingだけで、十分満足できる人は、余分なサービスを利用しなくてもOK。
しっかり使いこなしましょう！
あまり対象の本がないんだね・・・。
徹底的に利用するために、対象の本しか読まない、という使い方もできることは確かだよ。自分の目で見て判断してね。
「Prime Reading」をおすすめの使い方
「Prime Reading」のおすすめの使い方を説明します。
- Kindle本を体験してみる
Amazon Primeに登録していれば全員が使えます。
Kindle本を利用していない方、または利用したことがない方は、体験してみてください。
本棚の場所を取らずに、スマホに保管しておける本は便利ですよ。
Prime Readingを利用するには、Amazon公式サイトでPrime Readingの対象本を見つける必要があります。
対象本の見つけ方を説明しますね。
「Prime Reading」対象本をAmazonで検索する方法
Amazon公式サイトからPrime Reading対象本を見つける方法です。
パソコンからの場合は、Amazon公式サイトから探せます。
トップ画面左から「すべて」を選ぶ。
下の方の「Kindle本＆電子書籍リーダー」を選ぶ。
「Prime Reading」を選ぶ。
Kindle端末からの場合は、ライブラリから探せます。
Kindleストアへ行くので、インターネット環境下で行ってください。
「Prime Reading」を選ぶ。
Fireタブレットの場合は、Kindleアプリから探せます。
Kindleストアへ行くので、インターネット環境下で行ってください。
「Prime Reading」を選ぶ。
では、解約をしてしまったら、本が読めなくなってしまうのでしょうか？
「Prime Reading」を解約したらどうなる？
Amazon Primeは解約しても、Prime Reading対象の本は、次回請求日（30日後）まで読むことができます。
請求日以降は、Kindle Unlimitedで読んでいる本は読めなくなります。
しかし、通常のKindle版の金額で購入した本はそのまま残ります。
Prime Reading単独の解約はできません。
Amazon Primeを解約します。
Amazon Primeの解約=Prime Readingの解約
解約する時には、どの本が対象になっているかを確認しておきましょう。
どうしても残しておきたい本は、購入しておく必要があります。
もちろん、Amazon Primeの他のサービスも利用できなくなってしまうので、注意してください。
まとめ
- 「Kindle Unlimited」は月額読み放題サブスクサービス
（料金が必要） - Prime Reading」はAmazon Primeのサービスの中のひとつ
（Amazon Primeに登録していれば追加料金は不要）
- Kindle本を読むことができる月額読み放題サービス
- 200万冊以上の対象本が読み放題
- 月額980円（無料期間やサービス期間がある場合もあり）
- 月額600円のAmazon Primeに登録するとついてくるサービスのひとつ
- 対象本を追加料金なしで読むことができる
どちらも、Amazon Kindle本のサービスという点は同じです。
対象本の冊数と1度に借りられる冊数のかなりの違いがあります。
料金体系も違うので、注意してください。
Kindle Unlimitedは独自のサービス!
Prime ReadingはAmazon Primeのおまけ!
△Amazon prime会員はPrime Reading利用可能△
△アマギフ売れます！△
Kindle UnlimitedとかPrime Readingって、どんなサービスなの？