前作「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」の続編が発売されているんですね。
表紙には「結局、今日も同じメイクのあなたへ」とあります。
私のことかな・・・と思いました。
これでは永久に「今日も同じメイク」です。


前作を読んでも、やっぱりメイクが変わっていない人におすすめ!
「続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」感想・レビュー

「続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」の感想・レビューは、
- 前作「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」の後に読むべき
- メイクは練習が大切
- メイクは自分をよく見せるためにするもの
では、1つずつ説明していきますね。
前作「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」の後に読むべき
表紙に「結局、今日も同じメイクのあなたへ」とあります。
ならば、「前作は買わないで、こっちだけ読めばよかったのかな?」と思いました。
しかし、前作を読み終わっていることを前提に話が進みます。
前作も今作も、著者の吉川景都さんと友人の美容部員の会話形式で話が進み、前作の内容は理解している前提です。
ですので、前作を読んでから今作を読む方が絶対にいいです。
前作の感想・レビューです。

まだ読んでいない方は、前作から挑戦してみてください。
メイクは練習が大切
「ここぞ」という日に、新品のアイテムでメイクをすることはありません。慣れない色などを使う場合、近所のコンビニに行く時や、実家に行く時に試してみます。
「続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」より
メイクは出かける時やおしゃれをする時にするものです。
でも、いきなり本番メイクでは、失敗してしまうかもしれません。
ましてや、アイシャドウやリップなどのメイクアップ関係はなおさら。
経験したことがないアイテムやカラーを使う時こそ、失敗してもいい場面で練習をすることが大切なのだそうです。
う~ん、納得!
ここ10年くらい、同年代以上の女性からよく聞くのが「最近の化粧品は使い方がわからない。」という言葉。
そうなんです。
最近は、私が20代の頃とは、比べ物にならないくらいにいろんなアイテムが発売されていて、なじみのない製品が多いのです。
昔はアイシャドウやチークは、パウダーと決まっていましたよね。
現在、コスメ売り場へ行くと、クリームタイプやリキッドタイプがあって、量とか発色の仕方とか、とにかくわかりづらいのです。
よくわからないものも、自分にあいそうなアイテムを実際に買ってみて、練習できる日に試してみればいいのですね。
私の場合、自分にあう色はだいたいわかっているので、同じような色ばかりを利用しています。
もちろん昔からあるパウダータイプ。
失敗こそしませんが、これが原因で、ずっと同じようなメイクになっているのかなと感じました。

挑戦アイテムほど、失敗してもいい日に始めることが大切です。気がつきませんでした・・・。
失敗したくないから同じアイテムをずっと使い続けていたのです。
失敗してもいい場面で挑戦し始める。
これで新しいアイテムやカラーに挑戦できそうです。
メイクは自分をよく見せるためにするもの
前作と今作を読んでみて、思ったことが「メイクは自分をよく見せるためにするもの」だということです。
メイク方法を学ぶことによって、方法や手段にとらわれがちなのですが、本来は自分をよく見せるためにするもの。
一般的な方法や手段が、必ずしも自分にあうとは限りません。
もちろん使用方法は、説明通りにする必要があります。
オールインワンタイプでないのに、下地をつけずに、いきなりファンデーションを使うことは、正しい使い方をしていません。
メイクとは、アイテムそれぞれの使用方法を正しく理解して、自分の思う通りにしていいものだと思います。
この本には、顔の部位ごとに化粧品の使い方が書かれています。
顔立ちや色味、年齢にあったアイテムやカラーがあるのは事実です。
これさえマスターしてしまえば(マスターも練習が必要ですが)好きなアイテムやカラーでメイクをしていけばいいのです。
昔と違って、いろんなアイテムがあります。
売り場で「コレ、どうやって使うのかな?」と疑問の感じるものもあります。
「そういうものは、売り場で聞いて」と、この本の美容部員さんはおっしゃっています。
ずいぶん長い間、デパコスを買っていないのですが、年も取ってきたし、必要なアイテムも変化しているはずです。
久しぶりにデパコス売り場へ行ってみたくなりました。

長い間、デパコスを買っていません。やっぱりプロに聞くのがいちばんですよね。今度、久しぶりに行ってみようかな・・・。
本の中には、おすすめアイテムも紹介されています。
お店に行く前に、こんなアイテムがほしい、とイメージするための参考になりそうです。
プロメイクのハウツー本ではない

メイクの仕方の本、と聞いてイメージするのは、ファッション雑誌やコスメ雑誌で、プロのメイクアーティストが、テクニックを写真で説明する・・・というものですね。
いかにも、といった感じのプロの説明であったり、メイク用品や小道具がプロ仕様過ぎで、私達のような、メイクの勉強をしたことがない人にとっては、ムリムリ・・・と思いがちです。(私だけか?)
しかし、この本はそうではありません。
項目ごとに、漫画と説明文が書かれていて、初心者に理解しやすくなっています。

著者の吉川景都さんと友人の美容部員さんの会話形式の本です。イラストと文章で説明してくれます。
説明してくれるのは、メイクアーティストではなくて、美容部員さんです。
彼女たちのお相手は、私達のような、プロでない普通の人です。
なので、とってもわかりやすいんです。
雑誌のメイク特集は、写真を眺めるだけで終わってしまう方にもおすすめできます。
まとめ

- 前作「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」の後に読むべき
- メイクは練習が大切
- メイクは自分をよく見せるためにするもの
前作「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」と同様に、説明してくれるのは、メイクアーティストではなくて、美容部員さんです。
タイトル通り「続」です。
続きと思ってください。
説明がわかりやすくて説得力がありますよ。
前作を読んだ後で、本作を読むことをおすすめします。

メイクは日頃の努力と経験が必要です。本を読んで、しみじみ感じました。


マンガと文字が同じくらいあるので、タブレットで読むのがおすすめ