【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】を読むと、努力が実を結んで報われる人とそうでない人の習慣の違いがわかります。
「お金持ちになる」という壮大な目的ではなく、「今年中に100万円貯金する」のような、明確な目標のための努力の方法を教えてくれます。

努力が報われために無駄なことをしていないか、自分を振り返ることができました。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】 感想・レビュー

【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】 感想・レビューは、
- 無駄な努力の反省ができる
- 努力することが大切ではなく、努力が報われることが大切
- 「努力が報われる」とは、自分にも他人にも期待しすぎないこと
1つ1つの内容について、「努力が報われる人は○○、努力が報われない人は○○」と具体的に説明されていて、とてもわかりやすいです。
1つの例ごとに区切って説明してくれます。
ですので、家事の合間や通勤時間の移動途中のような、5分、10分のスキマ時間で読むことができます。
全部で50個の例が書かれています。
では、1つずつ説明していきますね。
無駄な努力の反省ができる
努力が報われる人は努力を手段に過ぎないと考え、報われない人は努力を正義だと考える。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】より
努力をし続けて、目標を達成するための、1つの例です。
このように、「努力が報われる人は○○、努力が報われない人は○○」と具体例をあげて説明されています。
「努力する」とは、とても抽象的な言葉です。
何をすればよいのか、わかりにくいですよね。
この本は、具体例をあげて説明してくれるので、とてもわかりやすいです。
「努力が報われない人は◯◯」に、自分の行動が当てはまる時には、直した方がいいのかもしれません。
無駄な努力は、したくないですよね。
私も、耳に痛い内容が書かれていました。

報われる努力をしていきたいですよね。
自分を振り返ってみて、努力が報われるようにしたいものです。
努力することが大切ではなく、努力が報われることが大切
「石の上にも3年」「ちりも積もれば山となる」「継続は力なり」など、日本には、努力はすばらしい、とすることわざが、たくさんあります。
努力することは大切です。
しかし、報われない努力を続けることは無駄なことです。
「とにかく努力をしなければ」「努力すればうまくいく」と考え、自分を追い込んでいるのです。そのような人ほど、「がんばっている」自分に酔って、“努力している”という事実に満足感を持ってしまいがちです。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣 】より
耳に痛いですが、その通り。
目標に向かっていることを、実感できる努力を続けることが大切です。

「努力すること」が大切ではありません。「努力して報われること」が大切です。
私自身も無駄な努力をしていないか、見直していこうと思います。
「努力が報われる」とは、自分にも他人にも期待しすぎないこと
「努力が報われる」とは、自分にも他人にも期待しすぎないことなのかな、と考えました。
それは、
- 自分の努力には限界がある
- 他人は、自分が期待しているように動いてくれない
からです。
「100万円を貯金する」ために、毎日の食費をゼロ円にすることはできません。
食費を少しだけ減らす、おやつ代を毎月1,000円だけ減らす、など無理がない程度に続けていくことが大切なのですね。
自分ができる努力の方法はもちろんのこと、他人との向き合い方についても、書かれています。
努力が報われる人は他人に期待せず、報われない人は怒りに支配される。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣 】より
「100万円貯金する」目標を立てていても、家族が所有している車が故障して、買い替えが必要になるかもしれません。
家族に怒りを向けるのではなく、車を買い替えた後で、引き続き100万円に近づくための努力を続けるようにしたいものです。
その方が、気持ちよく目標達成に近づくことができますよね。
努力は、遠回りになることもあります。
あきらめずに少し目標を低くしたり、手段を変化させたりしながら、無理なく努力し続けることで報われるのだな、と考えました。

目標から遠のく出来事が起こっても、振り回されたり、あきらめたりしてはいけません。目標を達成するための、これまでの努力も無駄になってしまいます。
次は、【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】を読んで、私が身につけた1つの習慣を紹介します。
次は、実際に私が身につけた1つの習慣を紹介します。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】を実践して「スマホですぐ調べる習慣を身につけた」

報われない人は「スマホを触るだなんて相手に失礼だろう」というマナー意識のために、調べる作業を後回しにします。
【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】より
時と場合によりますが、会議や社内打ち合わせをしながら、必要な情報はすぐにスマホで調べた方がいいのだそうです。
話し合いも進みますし、問題解決にもなります。
私も、話をしながら調べ物をするなんて、失礼だろう・・・と思っていました。
でも、話の内容にそったことであれば失礼ではない、と気づきました。

必要な情報を調べながら、会議を進めていく方が、効率がいいですし、時間を作って会議をした努力が報われます。
これからは、仕事中の会話でわからないことに出会った時に、すぐにスマホやパソコンで調べるようにします。
まとめ

- 無駄な努力の反省ができる
- 努力することが大切ではなく、努力が報われることが大切
- 「努力が報われる」とは、自分にも他人にも期待しすぎないこと
ここで説明したものは、本にあった例のほんの一部です。
実際には、50個の習慣が書かれています。
「努力」とは、とても抽象的な言葉です。
この本は、「目標を達成するための努力の方法」を示してくれる1冊です。
目的を達成するためには、具体的な目標を立てる必要があります。
小さな目標を達成し続けていくことで、大きな目的を達成することができます。
そして、大きな目的を達成できれば、自分の理想に近づくことができるかもしれません。

小さな目標を達成していくことで、大きな目的を達成することができます!
【おまけ】〈目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣〉という本についても載せています。報われる努力で、大きな目標が達成できるかも。
「ブックレコメンド」にレビューを載せていただきました。
文字のみなので、画面が白黒の端末で読むのがおすすめ