【努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣】を読むと、目標を達成する人とそうでない人の習慣の違いがわかります。
「大金持ちになる」のように、大きな目標ではなく、「今年中に100万円貯金する」「毎月10万円貯金する」のように、小さな目標を達成し続けて、最後に大きな目標を達成していく方法を教えてくれる1冊です。
小さな目標を達成し続けていくことで、大きな目標を達成すれば、人生が変わるかもしれません。
Kindle Unlimitedを利用して読みました。
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会社で仕事をしている場面が多いです。会社員や会社経営者、個人事情主の方におすすめ。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】感想・レビュー
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】の感想・レビューは、
- 小さな目標を立て方が理解できる
- 目標を達成できる人はシビアで現実的
- 目標を達成できる人は自分に期待しない
1つ1つの内容について、「目標を達成する人は○○、ダメな人は○○」と具体的に説明されていて、とてもわかりやすいです。
1つの例ごとに区切って説明してくれます。
ですので、通勤時間の移動途中に、5分、10分のスキマ時間で読むことができます。
全部で50個の例が書かれています。
では、1つずつ説明していきますね。
小さな目標を立て方が理解できる
せっかく目標を立てたのに、挫折した経験がある方は(私も含めて)いらっしゃるでしょうか?
「大金持ちになる!」と目標を立てたとしても、達成するのは、なかなか難しいものです。
できる方もいらっしゃるでしょうが、簡単ではありません。
でも「今年中に100万円貯金する」や「毎月10万円貯金する」なら、できるかもしれません。
このように、すぐに達成できそうな小さな目標を立てて、目標達成体質になることが大切です。
目標を少し低めに設定してでも、「できた!」「またできた!」「次もまたできた!」という成功体験を繰り返し、自分に“勝ちグセ”をつけるほうが成長できるというものです。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】より
すぐに達成できそうな小さな目標を立てて、達成し続けると、もっと大きな目標を立てることができます。
例えば、
「今年中に100万円貯金する」
そのためには・・・
「1ヶ月で5万円、年2回のボーナスで20万円ずつ貯金する」
そのためには・・・
「毎月の生活費を見直す」
「スマホの料金プランを安い料金プランにする」
「日々の無駄遣いを見直す」
などのように、達成できる小さな目標を立てることが大切です。
最初から、絶対に無理な目標では、挫折してしまいます。
無理のない目標を立てておくことによって、1年で100万円の貯金が、120万円を貯金できるかもしれません。
このように、成功体験を繰り返して、自分に自身をつけることが大切です。
最初から無理な目標はではなく、小さな目標から立てましょう。でも小さすぎて、あまりにもすぐに達成できる目標でも意味がないかも・・・。
無理な目標ではなく、かと言って大きすぎない適切な目標。
自分なりの目標を立て方を理解することができました。
目標を達成できる人はシビアで現実的
「目標」という言葉は、子供の頃からよく聞く言葉ですが、本当に意味を理解して使っているのだろうか?と気になり、調べてみました。
目標・・・計画が達成することを目的とし、それを達成するために意図される行動を終わらせる出来事の状態
「weblio辞書」より
達成することが目標です。
夢や願望だけでは、目標ではありません。
しかし、夢を見てはいけないと言っているのではありません。
夢は手段を得た時に、目標に変わるのです。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】より
100万円を貯金できたら、大金持ちになることができるかもしれません。
つまり、大金持ちになるために、100万円を貯金するという目標を達成するのです。
そのためには、毎日の積み重ねが大切。
目標を達成できる人とは、シビアで現実的に実行していくことができる人なのです。
「100万円貯金する」という目標を達成することで、「大金持ちになる」という、さらに大きな目標を立てることができます。
「100万円貯金する」ことができたおかげで、「大金持ちになる」という夢が実現できるきっかけになるのです。(あくまでも例えですが・・・。)
適切な目標を達成し続けることによって、自分に自身がつきます。
そして、手段を得ることで、夢が目標に変わっていくのですね。
目標を達成できる人は自分に期待しない
目標を達成できる人は、小さな目標を立てて、現実的に達成するように努力します。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】より
ちょっとのがんばりで達成できる適切な目標を設定するので、自分に期待しすぎません。
この「ちょっとのがんばり」がとても大切なことです。
あまりにも、すぐに達成できる目標では、意味がありません。
しかし、自分を過信しすぎて無理な目標を立ててもいけません。
挫折して、自分に自身をなくしてしまいます。
自分をあきらめているわけではないのですが、期待しすぎてもいけません。
自分に期待しすぎないで、あきらめない人が、目標を達成できる人なのです。
自分に期待しすぎないで、あきらめない。バランスを取ることで目標を達成できます。
次は、【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】を読んで、私が身につけた1つの習慣を紹介します。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】を実践して「小さくても大切なことを意識するようになった」
目標達成する上で大事な考え方なのですが、小さなことの1つひとつを積み重ねていくことで目標に近づけるという側面があるからです。
【目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣】より
100万円貯金することを目標にすると、
- 1ヶ月・1週間・1日の貯金額に分解して貯金する
- 毎月の固定費である家賃・携帯・インターネット代金を見直す
- 光熱費を見直す
などなど・・・。
目標の1つ1つを分解してみると、ものすごく小さなことを集めたものであることに気がつきます。
毎日毎日の小さな努力を積み上げることで「今年中に100万円貯金する」という目標が達成できます。
目標達成のための行動の、1つ1つは、とても小さなことなのですね。
これまで意識したことがありませんでした。
これからは、「小さくても大切なこと」を意識していきます。
まとめ
- 小さな目標を立て方が理解できる
- 目標を達成できる人はシビアで現実的
- 目標を達成できる人は自分に期待しない
ここで説明したものは、本にあった例のほんの一部です。
実際には、50個の習慣が書かれています。
ちょっとのがんばりで達成できる目標を達成し続けること。
それを続けることで、大きな目標や夢を達成できるきっかけになります。
目標達成体質になることで、人生を変えていくことさえ、できるかもしれません。
自分に期待しすぎず、あきらめずに目標を達成していきたいです。
私も目標達成体質になれるように、適切な目標を立てる習慣をつけます!
【おまけ】〈努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣 〉という本についても載せています。目標達成のための努力の方法を教えてくれる1冊です。
「ブックレコメンド」にレビューを載せていただきました。
文字のみなので、画面が白黒の端末で読むのがおすすめ