「電子図書館」とは、電子書籍を図書館で借りることができるサービスです。
自治体が運営している公立図書館は、当然無料です。
最近は、公立図書館でも、電子図書館を利用できる自治体が増えています。
最近増えてきているみたい。私も知らなかったけど・・・。
背景としては、コロナ禍でたくさんの人が触っている本を借りたくない、という人が増えてきたことがあるようですね。
先日、私も住んでいる町の公立図書館で利用申請をしてきました。参考程度にお読み下さい。
お住まいの自治体とは違うかもしれません。
利用する前に、必ず自治体の図書館の公式サイトで確認して下さい。
「電子図書館」の仕組み
「電子図書館」の仕組みは、ほとんど紙本と同じです。
違うことは「電子書籍」ということだけです。
- 図書館へ行くのではなく、所定のアプリで本を借りることができる
- 1冊を借りられる人数に制限がある
- 返却日以降は、本がアプリから消える
電子書籍を利用するので、図書館へ行く必要はありません。
本を借りてから返すまで、1回も行く必要はありません。
楽ですね。
利用するためには、所定のアプリを使用します。
図書館で確認して、お住まいの図書館のアプリを使うようにしてくださいね。
アプリをデバイスにインストールして読むことができます。
最初に番号などを登録する必要がある場合が、ほとんどだと思います。
1冊を借りられる人数に制限があります。
制限数の人が、すでに借りていた場合は、空きが出るまで待たなくてはなりません。
ダウンロードしたら、永久に本が読めるのではありません。
返却日が決まっています。
返却日以降は、本がアプリから消えます。これで返却完了です。
図書館って、行くのが億劫ですよね。電子図書館は、行く必要がありません。
わざわざ図書館へ行く必要がないのは、ありがたいです。
「電子図書館」の使い方
電子図書館の使い方は、次の通りです。
所定のアプリをスマホかタブレットにインストール
アプリから本を選ぶ
【本を借りる】手続きをして本をダウンロードをする
【本の返却】返却日以降は本がアプリから消える
電子書籍を買う方法とほぼ同じです。
違いは「買う」のではなく「借りる」ということだけです。
普段、電子書籍を利用している方は、それほど大変ではないはずです。
返却日以降は、本がアプリから消えて、読めなくなります。
これで返却したことになります。
電子図書館の利用は、画面の大きいタブレットがおすすめ
くわしくは、下をご覧ください。
電子書籍を買う時と同じように使えるね。
違いは返却日を過ぎると、読めなくなることだよ。
では、事前に利用手続きは必要あるのでしょうか。
これも自治体で違いはあるでしょうが、ほとんどの図書館は、利用者カードを作る必要があるはずです。
「電子図書館」の利用手続き
これも紙本と同じです。
私の住んでいる町の図書館は、最初に利用手続きをしなくてはなりません。
この時だけは、図書館へ行かなくてはなりませんでした。
利用手続きは、次の通りでした。
身分証明書(免許証・住民票など)を持って図書館へ
窓口で手続き
利用者カードを作ってもらう
これで手続き完了です。
5分くらいで終わりました。
私の町は、作ってもらったカードは図書館でも電子書籍でも使える共通カードでした。
カードさえあれば、アプリをインストールして借りるだけです。
次は、実際に私が電子図書館を使って感じたメリットとデメリットを説明しますね。
「電子図書館」のメリット
電子図書館のメリットは、
図書館へ行かなくても本の貸し借りができる
学生時代は、学校に図書室がありました。
いつでも図書室へ行くことができます。
しかし、卒業してしまうと、わざわざ図書館へ行く必要があります。
これが図書館へ行かなくなる最大の原因ではないでしょうか。
電子図書館は、わざわざ行く必要がありません。
図書館へ行く必要がないことは、最大のメリットです!
便利なことばかりではありません。
デメリットもあります。
「電子図書館」のデメリット
電子図書館のデメリットは、
本の数が少ない
私の町の図書館は、かなり充実した数の本がそろっています。
電子書籍は、それに比べると、まだまだ少ないです。
これも自治体によって違いはあると思います。
しかし、電子書籍の利用者数は、まだまだ少数派なのかなという印象です。
本の数も利用者も、まだまだ少数派の電子書籍。数年後には、もっと増えていることを期待します。
今のところ、電子図書館は、リアル図書館のオプションサービスなのですね。
電子図書館の利用は、画面の大きいタブレットがおすすめ
くわしくは、下をご覧ください。
近い将来、もっと充実してくれることを期待しています。
まとめ
- 図書館へ行くのではなく、所定のアプリで本を借りることができる
- 1冊を借りられる人数に制限がある
- 返却日以降は、本がアプリから消える
- 所定のアプリをスマホかタブレットにインストール
- アプリから本を選ぶ
- 【本を借りる】手続きをしてダウンロードをする
- 【本の返却】返却日以降は本がアプリから消える
始まったばかりの自治体が多い電子図書館。
時代の流れもあるでしょうし、近い将来は、もっともっと普及してくるのではないでしょうか。
そして、紙本がよい方にとっては、まだまだ便利なリアル図書館。
最近は、遅くまで営業している図書館も増えています。
どちらも使いやすい図書館になってもらえることを期待しています。
リアル図書館も電子図書館も、両方とも利用しようと改めて思いました。
公立図書館で、電子書籍が借りられるの?